9.13

今日は13日の金曜日。特別何かあるわけではないけれど。今日って、13日の金曜日なんだね。あっ、ホントだ〜。それだけで終わるやりとり。でもそんなのがよかったりする。

 

昔は、というか結構最近までは、1人で自撮りとか撮ってSNSにあげてる奴はしょうもないと思っていたけど、最近は自分で自分をかっこいいと思うことは良いことなんじゃないかと思うようになった。とてもポジティブなエネルギー。自分を好きになること。自分を肯定すること。

過剰な自意識や承認欲から解放されるには、自分らしく生きることである。周りは関係なくなってくる。

最近はオシャレがしたくなってきていて、今欲しいものはシルバーリングと色の入ったメガネ、薄いサングラスというか。これを人に話すと、大概ちょっと笑われてしまうが、意に介さず話し続けているとみんな普通に話をするようになる。意外と似合うかも、なんて。自分が好きならやればいい。自分のためにしたいこと。

9.1

今日は一日暇で、前日に酒も飲んでないのでスッキリと早起きできた。映画でも観に行こうか、昼間っから飲酒でもしようか、色々考えたが、オカンが新宿で浄水器を買うというので付き合うことにした。実は給料日前で若干生活費が苦しかったので、ちょいと工面してもらおうかというのが企みの元だった。が、同居人は「親孝行だね」と俺に言った。俺は意味がよくわからなかった。

 

新宿に余裕で40分ほど遅刻し、ヨドバシカメラに着くとオカンは店員と話し込んでいた。浄水器の説明を聞いてるのかと思ったら、全然関係ないウォーターサーバーの営業を食らっているようだった。合流し、それとなくフンフン話を聞くフリをしてその場を去った。

結局別の電気屋に、良い浄水器がありそれを買った。俺はポイントカードだけシレッと出して、ポイントを貯めた。そこそこ高い買い物なので、ポイントも大きい。

その後無印良品に行って、孫、俺にとっては姪っ子、のプレゼントを選んでいるオカンのカゴにまたしても俺はシレッとパンツを入れたりカレーを入れ、ちゃっかり買ってもらった。孫には、小さなTシャツとズボンのセットを買っていた。ボーダーと無地で悩んでいたが、俺がボーダーの方が可愛いんじゃない?と言ったら、そっちにしていた。

 

買い物が終わり帰ろうとしていると、実家にぶどうがあるから寄っていって持って帰らないか?と聞かれた。が、新宿から自宅ならすぐだが、実家に寄るとちょっと面倒なので遠慮した。オカンはその後も、来れば?姪っ子来るかもよ?などと俺を誘ったが、お断りした。若干行ってもいいかなとは思ったが、腹も減っていたし、同居人と駅で落ち合うことにもなっていたからやめた。

駅の改札前で、無印で買ったものを袋から出し、分けたあと、お金をもらった。こんくらいあれば足りる?と言われ、全然大丈夫、と俺は受け取った。じゃあ、と手を振り改札に向かうオカンに、俺はなんとなく声をかけ「明日か明後日くらい仕事終わるの早いから、ぶどう取りに行くわ」と言った。オカンは「はいはい」とだけ返事して改札の向こうへと消えた。

 

まだ16時なのでゆっくりビールでも飲めるな、などと考えながら俺も帰路についた。

8.21

最近仕事終わり家に帰るとき、コンビニで翌朝のおにぎりをひとつ買う。朝起きたときにそれを食べると、やたらおいしく感じるし、目も覚めるような気がする。最近ひっそり始めた新習慣。

それから、シンプルにおにぎりにハマってしまい、昼飯や夕飯にもおにぎりを買ってしまったりする。コンビニおにぎりは、できるだけ海苔がパリッとしていて風味がよいものが好ましい。おにぎりの魅力の半分は海苔だ。具は案外なんでもいい。海苔とごはんの組み合わせに、おにぎりの味わいがある。

 

夏はいつも駆け足で、ぼくらを急かす。遅刻したっていいや、とノソノソ歩くぼくを後ろから小突いて、蜃気楼の向こうへと消えてしまう。青い空はより青く、白い雲はより白い。赤い舌を出して。コンクリートに熱は沈み込み、街路樹は今日も寡黙に働いている。黄色い電車が、街の中を進む。それには、幼馴染のタケシ、田舎のじいちゃん、ペットのコニーが乗っている。待ってよ!と声をかけると、みんな微笑んで、とても幸せそうだけど、絶対に止まることはない。電車はグングンと進んでいって、やがて空の向こうまで行ってしまった。たしかに風は吹いていたけど、夏草は恐ろしいほど、まったく揺れていなかった。

現実に返るような携帯電話の振動、ぼくはなんて空気の読めないやつなんだろうと辟易する。日常が始まりまた終わるということに特別な何かを見出すことは難しい。真っ白な車を買う人が、車をいつもピカピカに掃除するとは限らない。無駄な時間を過ごしていたとしても、それに気付くのはずっと先で、その頃にはもうどうでもよくなっていたり…。

 

目の前を電車が通り過ぎた。また乗り遅れてしまった。でもそんなこと本当にどうだっていいことだ。黄色い電車は、そこにはいない。遠慮がちな太陽が、夏が終わることを教えてくれている。

7.15

今日は海の日だったというが、あいにくの空模様で梅雨の抜け切らないなんとも寒々とした日だ。おれは朝から仕事に行った。

 

イヤホンが断線したので、新しいものを買いに行く。この行為をおれは何度、何年繰り返しているのだろう。使う頻度も多く仕事中にも使ったりするので、さらには使い方が荒っぽいのだろう、どんなものを買っても1年保つか保たないか。安物の場合は半年保てばいい方。大概、片方の音が出なくなる。きっと単純な断線で、見る人が見ればあっさりと直せるかもしれない。が、おれはここで買い換える。無駄なことをしてるのかもしれない。が、それが染みついている。

おれはオーディオオタクではないし、イヤホンに金をかけるのも馬鹿らしいとは思っているが、必要最低限の音質は無いと困る。なんでもいいわけではない。こんな人間はたくさんいると思う。

 

仕事終わりに有楽町のビックカメラに行き、それなりに試聴した結果、5000円ちょっとのモノを買った。おれの中ではなかなか冒険した方だ。イヤホンの沼は1万円台のモノから、とかなんとか言ってる人たちもいるが、よくわからない。5000円あれば何ができたろう。じゅうぶん大層な買い物だ。

帰り、駅のホームの自販機でコーラを買った。なんだか思った以上に甘ったるくて、一口で満足した。

 

今から下高井戸の月見湯温泉へ行く。ただでさえ人の多い銭湯、祝日だしもっと混んでるかもしれない。でもそんな乱雑な輪の中でこそ、ひとりであることを強く感じる。今日はそんなところに身を寄せたい。

6.26 2

7/6の弾き語りライブに向けぼちぼち曲を練習していたら、新しい曲ができた。たった一瞬の出来事について書きたくて、頭の中に同時にメロディも詩も浮かんで、あ、これは書けると思って一気に書いた。ギターと合わせ、細部を詰め、すぐ完成。こういうことは、本当にたまにある。バンドではできないと思うほど、ちょっとベタでシンプルなメロディだが、自分の中にあまりなかった新鮮な魅力とずっと昔に聴いたことがあるような追憶とが同居する、理想的なイメージがある。

全然ライブをしなくなっても、新しい音楽に熱中しなくても、思い出したようにこうしてたまに曲だけは作り続けるのかなとなんとなく思う。曲作り、なんて普通の人からしたら何それ?というようなことで、趣味の範囲を出ないと思われるだろうが、趣味こそ本気でやれと言ったのはタモリだが、こういう風に自分の中で良い曲が出来た時は別に誰に披露するからとか、曲としての体裁を整えなければとか、そんなことから完全に離れ、自分の中にだけ潜むモノと対峙する。これはまさしく趣味だろう。自分の為だけに、やること。非常に有意義だと思ってる。

ここで、簡単に録った曲をアップしたり、歌詞を載せたりでもしたら、グーンと音楽活動的には広がりを見せるのだろうが、そうはしない。そんなことはしない。