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3.14

大阪に行ってきた。憧れのネオンの街。もう4回目になる。

何度来ても、現実と夢の中間にいるような感覚がする。

道頓堀の外国人店員だらけのファミリーマートで、スーパードライを一本買う。よく冷えている。テキトーな店でたこ焼きを買う。はい、350万円!と言われ、苦笑いするだけの俺は根っからの東京人。人見知りの、平成生まれ。

ネオンが、街を彩る。それ以上でもそれ以下でもない。思い出を美化するつもりもなく、思い出を卑下するつもりもない。記憶はどうしたって消せない。バカみたいな時間を俺は背負って生きていく。ただ後戻りなんて絶対にごめんだし、このまま萎んでいくなんてまっぴらごめんである。生きるからには常に最高を更新していくべきである。それが生きている人間の最低限の義務である。ただやりたくなければやらなくていい。寝てたかったら寝てればいいし、なんかしたくなったらしてみればいい。ルールは無い。マナーはある。

帰りの飛行機、夜の空港は雨に濡れピカピカ光っていた。どこにでも、ネオンはある。逃避はもう終わりである。