5.29

もちろん毎日穏やかに過ごしたいと思うものだけれど、なかなかそうもいかないことがある。許しがたいニュースは否応無しに飛び込んできて、自分が信じたいことが大きな見えない力に揺り動かされてしまうこともある。

人の心とは無垢であると信じている。それは誰の為でもなく育まれるこの星の自然のように、余計なものが一切無い、無垢の魂である。ただ、それを汚していくのが人間であり、それが生きるということである。人間は心を使って使って、汚して汚して、生きていくのである。でもそれでも、心というものに、魂というものに、形があるとするならその真ん中はひどく美しい無垢の魂であると信じたい。それは博愛なんかでも平和主義なんかでもない、あくまで自分勝手な願望である。