6.25

エレファントカシマシの「きみの面影だけ」という曲を知り、聴く。エレカシでは数少ない未発表曲で、いわゆるお蔵入りとなってるのだが、少し前に出た自選作品集というベストアルバムに入っているという。

宮本浩次の詩は、叙情的、文学的、と言われるがその実はとてもシンプルでさりげないものだと思う。わかりやすいとも言える。この「きみの面影だけ」も、とてもシンプルで決して難しい事は言っていない。男女の別れの気配と、そのときの街の景色だけである。ただこういう曲をさりげなく歌うということはとても難しい。宮本氏の真摯である姿勢が、こういう歌の『確かさ』みたいなものを、聴く人に迫らせると思う。

こういう曲が書きたいなと思う。仰々しい荒波のような曲ではない、日々揺れ続けるさざ波のような。