7.16

企画のことを書こうとしたら、長くなってきて収拾がつかなくなってきた。思いとは、打ち明けないものであるからこそ尊いという見方もある。あの一晩の狂騒を、今さら振り返るのも野暮かもな、などとも。でもそれでもせっかくチマチマと書き続けているので、近いうちに。



企画が終わってから、その一抹の寂しさと、目標がなくなってしまった不安みたいなものと、上手にライブが出来なかったという悔しさ、もっと色んな人とゆっくり話したり飲みたかった、などなどが泥のように混じり合い、結果として先週は、一週間全日飲酒に出かけるという愚行を生み出してしまった。

月曜下北、火曜は中目黒、水曜は渋谷、木曜は吉祥寺〜阿佐ヶ谷、金曜阿佐ヶ谷、土曜高田馬場、日曜下北〜吉祥寺と、俺は東京観光でもしているのかというくらい出歩いた。そして酩酊し、潰れ、金もなくなり、一晩の孤独を埋めていった。

大体、少し深酒すると二日酔いになり翌日はアルコールを見たくもないような気持ちになるのだが、無理やり自分のカラダを差し出した。

誰も報われたりはしない。幸せを探すのは四葉のクローバーを探すようなことではない。その時その時の楽しさや友達との時間というのは、とても尊いものだとはわかっているが、必ず「おつり」がついてくる。


朝方、グシャグシャに握りつぶした湿った千円札を広げ、自販機に突っ込むもすぐに突き返されてしまう。何度入れても、千円札は返ってくる。俺は水一本買えねーのか、と思う。その瞬間何秒間か、突っ立ったまま、無になってる。どこも見ていない。何も感じてない。

そして、またハッと我に帰る。あとはひたすら歩いて歩いて、家に帰るだけである。




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