9.26

渋谷の並木橋のあたりで仕事。この辺は渋谷らしくなく、代官山あたりの匂いも僅かに残しつつ、恵比寿のような硬さもあったりするのだが、そこまで綺麗なもんでもなく、やっぱり渋谷は渋谷でしかねーわという感じの独特の風合いのある街。橋の下にはお世辞にも綺麗とは言えない川が流れている。外で休憩をしながらボーッとその川を眺めた。こんなシーンが映画にでもあるならば、やはりタバコの一本でも無くては絵にならないが、あいにく俺は非喫煙者なのでそそくさと室内に戻った。


タバコでも始めてみようかと思う日がある。実際にちょっと買ってみて吸ってみたこともある。それなりに吸える。まったく身体に合わないなどということもない。だが続くことはない。意味が見出せないのだ。そして、意味のないものに意味を見出している人が大人なのだ。つまり俺はまだ子供なのだ。

いつまでもいつまでも憧れを追い続けているような日々で、俺もいい歳なのだが、そうなると当然周りも同じように毎年必ず歳をとっていくわけで、つまりは俺は永遠に追いつかないということだ。周回遅れ。いやそもそも走ってるレースが違うようだ。

遠くから見続けるだけでは、なんとも寂しいものだ。

広告を非表示にする