8.23

唐突な山形帰省、毎年恒例の三重旅行などを経て、長めの夏休みも終わる。

 

ようやく戻ってきた日常に、心地よいマンネリを感じる。ずっとこれを待っていたような、かといって何も特別ではなく、嬉しくはなく、でもなくてはならないような。

今年の夏も終わったなぁと思いながらも昼休み、コンビニまでの道のり、ギラつく太陽に、まだまだしぶといなと気付く。

 

 

ジョナサンで、なんとなくたらこのスパゲティを注文する。メニューの中では比較的安価だがそれでも699円(税別)は決して安くはない。届いたソレはなんともお粗末なもので、特別旨味もなく、2分ほどで食べ終えてしまうような量。割高だ…と一瞬考えるも、世の中にはもっと理不尽で分不相応なモノもあるよなと考えたりする。

ちなみにその後ジョナサンにそこそこ居座ったが、腹はしっかりと満たされて、満足感は持続した。これでいいんだな、と気付く。

 

昔、弾き語りのライブをしていた頃何かカバーがやりたいなと思い、何気なくスネオヘアーの「ストライク」という曲をやった。確かに元々好きな曲ではあったが、なぜこれを選んだかは思い出せない。本当に意味もなく選んだ気がする。ただ、その時とても気持ちよく演奏が出来て、今でもそのことをふいに思い出したりする。

普段生活しているとこの曲がたまに頭に流れることもある。

なので、改めてこの曲を聴き歌詞を見ると、別に特別なことを言っているわけではない。感動するようなことも、正直無い。(スネオヘアーはそういう「狙わなさ」がとても得意ではある)。

でもなんだかとても分かるというか、不思議な感覚がする。心のどこかでひどく共感しているような、でも何も大げさではないというか、人生訓などはなく。自然に。さりげなく。だから飽きることもない。

 

 

ちなみに今、早朝6時前の半蔵門線の中。端の席に座ってこれを書いていたら、どっかから乗ってきたオッサンがガラガラなのにも関わらずなぜか隣に立ち、さらには携帯を覗き込んでくる。

なんとも嫌なので一回閉じ、寝に入る。

二駅ほど過ぎて、パッと目を開けると、オッサンは消えていた。